ＤＩＮＧＬＥＹ　ＨＯＭＥ　ＡＮＤ　ＧＡＲＤＥＮ　を訪ねて

田辺　たか子

　主人の定年を記念してオ−ストラリアに行く事にした。そして息子直樹に勧められてColin さんを訪ねる事にした。行くま では大変不安でした。しかし、ホテルからタクシ−に乗り、30分程行くと運転手が指を指す。その先を見るとcolin さんの名 刺のとおりの家が見えた。ここだここだ！！　もう大喜びでした。これは大きな大きな温室でした。入り口を入ると食虫植物 だらけかと思ったら、ごく普通の植物園の様でシクラメンや観葉植物が一杯でした。colin さんがニコニコしながら出てきま した。息子直樹に教わったカタコトの英語もHello Mr Colin! から先が思う様に出てきませんでした。相手は日本語が全然だ め！でも何とか知っている単語を並べ、少しは通じている様でした。そしていよいよ植物園見学です。まずNepenthes の部屋 、余り大きいものはありませんが、とにかく湿度が高く、カメラが曇って思う様にビデオ撮影が出来ませんでした。そして裏 に行くと大きな温室が10くらいあって、先ず入ったのはSarraceniaの部屋。素人の私には良く分からないが、赤、黄色、白、 等もう沢山あってびっくりしました。次の温室もSarracenia、また次の温室もSarraceniaだらけ、、こんなに大きな温室１つ でいいから私も欲しいと思いました。なんでも赤が好きな私は赤い網目模様のSarraceniaを１鉢買いました。温室の向こうは 広いゴルフ場のような敷地に馬が２頭いました。アヒルはいる。インコはいる。そしてずっと向こうに小さく見えたのがマイ ホ−ムというのである。コ−ヒ−を御馳走になり少し休んでから車に乗れという。何だか分からないままに車に乗ると、これ からマイホ−ムにいくというのである。そして右を見るとゴルフをやっている人がいる。マイゴルフと言うのである。Colin さんはゴルフ場も持っている。すごい！　Colin さんの家に着いた。日本の様に鍵でガチャガチャやらない。全部コンピュ− タ−でボタンでポンポンと押すだけ。大きく立派な邸宅はきれいに整理整頓され、広いキッチン、リビング、大変素敵なお家 でした。冷蔵庫が４つもあり、キッチンは何も散らかっていない。まるでモデルハウスに行った見たいでした。Colin さんに 大きな家でうらやましいと言ったら、日本の家は小さい小さいと言って笑った。家に帰ってからColin さんに日本に来て我が 家にも遊びに来て下さい、と手紙を書きましたが、もし本当にきたらお恥ずかしい次第である。少しばかり撮ってきたビデオ （ＮＯ４に収録）も直樹が大変喜んでで見てくれました。皆さんも是非見て下さい。そして、最後にColin さんには大変お世 話になり、お土産も沢山頂き、この場をお借りして御礼を申し上げます。