研究会の集会について

食虫植物研究会の集会は年に4回行われている。1月の新年会、4月の総会、6月の例会、11月の例会が最近の定番である。 当時インターネットは普及していない時代で、会員相互のコミュニケーションはもっぱら集会だけが唯一の機会であった。
私は後2回ぐらい増やしてもらいたいと思い、会事務局に何度か進言したことがある。しかし帰ってくる答えは消極的、否定的な答えばかりであった。
当時パソコン通信が普及し始めたばかりの時代で、やはり直接会っていろいろ話が聞きたいという意見が圧倒的に多かった。これはそのまま浜田山集会の開催のきっかけになるのである。研究会が集会の回数を増やしていたら浜田山集会は存在しなかったかもしれないのである。

浜田山集会は研究会の集会を否定するものでもなんでもなく、「同じ趣味の仲間が集う場所を提供した」に過ぎない。 公共施設を利用するので研究会の日程とぶつかる事も数回あったが、これは致し方ない。研究会の会合を潰すつもりでやるわけではないことは明白な事実であるが、「反田辺」の一部の人たちはそうは思ってはくれなかったようである。 そして『田辺除名』にむけてのカウントダウンが始まったのである。