研究会誌Vol.56 NO4(通巻193号)が10月17日(月)に届いた。裏表紙の冒頭に謝罪文が掲載されていた。
◎全豪記事の訂正とお詫び
会誌56巻3号89〜90頁にかけて、UJ氏からの短信及びそれにかかわる事務局からの追加コメントに示された団体名「JCPS」は誤りで
「JIPS」と訂正してお詫びします。
結果として。実在する日本食虫植物愛好会（JCPS)に大変ご迷惑をお掛けしてしまい､誠に申訳ありませんでした。メールで届いた現行の字面は“I”と“C”が不明瞭で、これを“C”と解釈した上でその確認を怠るという不手際がありました。もとより同会を中傷、誹謗するなどという意図など毛頭ありません。改めて謝罪申し上げます。
同時に原稿を書いたUJ氏の謝罪文も短信欄に掲載された。私はUJ氏に対しては何の問題も感じていないのであるが、研究会事務局にはまだ言いたいことがある。
私は研究会事務局に対しては「会誌に掲載する謝罪文を校正段階で見せて欲しい」と伝えてあった。それが履行されていなかったのだ。結果として私自身、謝罪文には不備も無く、納得はしたが、お願いしたことが履行されなかったことに、腹が立つ思いである。
それから私が提案した内容について会誌は届いたので、「会誌の交換」は履行されたが、他の提案案件については何の返事も反応も無い。なんか「会誌の交換」という形式的な付き合いで終わってしまうような気がして、人の温もりとか、人間味と言うのを感じない。
提案の一つに忘年会及び新年会の共同開催といったことを挙げてみたが、そんなに実現不可能なことではないと思う。JCPSでは12月4日に神楽坂エミールで忘年会を行う予定だ。研究会の役員の方々を招待するつもりでいるが、果たして参加していただけるであろうか？
共同開催とは大げさな表現かもしれないが、実質JCPS会員の約30％は研究会の会員であり、それぞれの会合に参加している会員も多い。最新号の会誌に12月4日の忘年会のことが案内されることは無かったし、なんか「謝罪して一件落着」と言う感じがしてならない。
これ以上研究会について語っても仕方の無いことであるが、私自身、心の決着はついていないし、まだまだ冷戦状態は続くことであろう。